スリランカに入国するにはビザを申請する必要があります。
スリランカビザは新型コロナウイルスでアライバルビザが停止になっていたり、観光ビザの取得が免除されていたり、観光ビザが無料になっていたりと様々な変更点があります。
ここでは最新のスリランカビザの情報と申請方法、取得にかかる日数などについて詳しく解説します。

スリランカビザについて
スリランカに入国するにはビザを申請する必要があります。
申請は入国日の90日前から可能で、入国日から30日間有効となっています。
新型コロナウイルスでアライバルビザが停止に
新型コロナウイルスによって、スリランカ政府は現地時間2020年3月14日から空港に到着してから申請できるアライバルビザの発給を停止すると発表しました。
スリランカ到着後に空港のカウンターでビザを申請することができないため、必ず事前にビザを申請しておく必要があります。
観光ビザの取得が免除されていても申請は必要
スリランカでは2019年8月1日から2020年1月31日までの6カ月間、観光ビザの取得が免除されています。
ここで注意したい点は、ビザの取得は必要なくても申請は必要であるという点です。
「取得が必要ないなら申請しなくていいだろう」と思うかもしれませんが、観光ビザの取得が免除されていても申請は必要なので、しっかり申請するようにしましょう。
観光ビザが無料に
スリランカでは観光ビザの申請費用が2019年8月1日から2020年1月31日までの6カ月間という期間限定で免除されていましたが、さらに2020年2月26日から4月30日まで再び免除となりました。
ビザの申請にかかる日数・時間
スリランカのビザをオンラインで申請する場合の日数と時間をご紹介します。
オンラインで申請する場合は即日可能です。
オンラインでのスリランカビザの申請について、24時間以内に申請書に入力したメールアドレスへETAの許可証が届くとありますが、実際は10分ほどで申請できます。
スリランカビザをオンラインで申請する方法
スリランカの観光ビザの申請方法は複数ありますが、オンラインでの申請が便利で早いのでおすすめです。
事前にオンラインでETAを申請して、スリランカへ到着してからビザを受け取ります。
スリランカのビザをオンラインで申請する方法をご紹介します。
必要なものを用意する
スリランカのビザをオンラインで申請する時に必要なものは以下の通りです。
- 申請する人のパスポート情報
- 日程やホテルなどの渡航情報
- 申請者の連絡先情報
ビザをオンラインから申請する手順
オンラインから申請する手順をご説明します。
ETAを申請する条件に同意
スリランカのビザ申請のトップページから「適応」というボタンをクリックすると、スリランカのETAを申請するにあたっての同意ページが出てきます。
スリランカのETAを申請する条件に同意できる場合は「I agree」を選択します。
「I do not agree」を選択すると次のページに進むことができません。
ETAの種類を選ぶ
ETAの種類を選ぶ画面が出てきます。
Tourist ETA(観光用)、Business Purpose ETA(ビジネス用)、Transit ETA(トランジット用)の3種類のETAの中から選びます。
Tourist ETA(観光用)は、観光したり友達の元を訪問するといった時に申請するETAです。
滞在期間は30日間で、申請料金は35アメリカドルとなります。
Business Purpose ETA(ビジネス用)は、商談への参加や短期の研修など仕事で出張する時に申請するETAです。
滞在期間は観光用と同じく30日間で、申請料金は40アメリカドルとなります。
Transit ETA(トランジット用)は、利用する飛行機がスリランカの空港をトランジットとして利用して他の国へ行く時に申請するETAです。
個人情報を入力
個人情報を入力します。
名前、呼称(Mr/Mrsなど)、生年月日、性別、国籍、パスポート番号、パスポートの発行年月日、パスポートの期限となります。
旅行情報を入力
スリランカへの旅行情報を求められます。
スリランカの到着日、スリランカを訪れる目的を入力します。
スリランカへ訪れる目的は当てはまるものを選びましょう。
出発地、航空会社、フライト番号を入力する場所がありますが、これらは必須の項目ではありません。
スリランカまでのフライトを予約してなくてもETAを申請することができます。
連絡先の情報を入力
申請する人の連絡先の情報を入力します。
申請者の住所、市町村、都道府県、国を入力します。
郵便番号は必須ではないので、入力する必要はありません。
全て英語での入力となるので注意しましょう。
「Address」には番地など、「City」には市町村、「State」には都道府県を入力します。
スリランカに滞在する場所の住所、申請者のメールアドレス、電話番号を入力します。
スリランカの滞在先は最初に滞在するホテルで問題ありません。
スリランカでの滞在先は必須項目なので、必ずスリランカに到着した日のホテルは予約しておくことをおすすめします。
全て入力し終えると、すでにスリランカビザを申請していないかどうか、複数のビザを持っていないかなどの3つの質問が出てくるので回答して進みます。
申請料金を支払う
スリランカビザ(ETA)の申請の料金を支払います。
申請料金の支払い方法はクレジットカードのみとなっていて、料金の支払いに使えるクレジットカードは、VISA(ビザ)・Master(マスターカード)・AMEX(アメリカンエクスプレス)の3種類となります。
日本で多いJCBは利用できないので注意しましょう。
クレジットカードの番号、クレジットカードの有効期限、セキュリティコード、クレジットカードの名義人の名前が必要になります。
セキュリティコードは、クレジットカードの裏面に記載してある3桁もしくは4桁の番号です。
これらの情報を入力して「Pay」ボタンを押すと、ETAの申請料金を支払うことができます。
まとめ
ここでは最新のスリランカビザの情報と申請方法、取得にかかる日数などについて解説しました。
スリランカビザは新型コロナウイルスでアライバルビザが停止になっていたり、観光ビザの取得が免除されていたり、観光ビザが無料になっていたりと様々な変更点があるので注意しましょう。
ビザを申請する場合は、公式サイトで最新の情報を確認してから申請することをおすすめします。