日本人が取得する一般的なビザには「ビザオンアライバル」「eビザ(電子ビザ)」「観光ビザ」の3つがあります。
ここではそれぞれのビザの申請方法についてわかりやすく解説します。
インドのアライバルビザ
インドのアライバルビザは、事前にする準備がほとんどなく手間のかからないビザです。
インドの指定されている空港に到着した時に、アライバルビザのカウンターで必要書類と申請料を提出すると取得できます。
アライバルビザに必要なもの
・申請料金2000rps
日本円やクレジットカードを利用することもできます。
・インドへ行く飛行機の機内で記入する入国カード
・帰国する便のチケット
財政状況を証明するためのものです。
・パスポート
6ヶ月以上の有効期間が残っている必要があります。
インドのアライバルビザの申請手順
インドのアライバルビザを申請する手順について解説します。
インドのアライバルビザに対応している空港へ行く
アライバルビザは日本か韓国のパスポート所持者のみが取得できるビザです。
日本発の便では職員がアライバルビザについて知っているので問題ありません。
ですが日本以外の国からインドへ行く場合は、職員がアライバルビザを知らないこともあります。
そのような場合にはアライバルビザについての画面をスマホで見せたりして対応しましょう。
申請書や入国カードを記入する
アライバルビザの申請書はインド大使館のサイト、インドへ行く飛行機内、インドの空港で入手できます。
入国カードはインドへ行く飛行機内かインドの空港で入手できます。
本籍地、到着便と出国便の名前、宿泊するホテルの名前と住所と電話番号をメモしておくとスムーズに進みます。
アライバルビザのカウンターへ行く
デリー、ムンバイ空港ではアライバルビザのカウンターへの行き方はわかりやすいです。インドの空港でもアライバルビザについて知らない職員は多いかもしれないので、先ほど説明した対応をしつつ、アライバルビザのカウンターの場所について聞きましょう。
書類の提出など
必要書類を提出します。
申請書にスタンプが押されたら申請料金を支払います。
支払いは日本円やクレジットカードも利用できます。
支払いが終わったらイミグレーションカウンターへ行き、生体認証情報の登録、支払い情報の登録を行います。
パスポートにビザのスタンプが押されたら完了です。
インドのeビザ(電子ビザ)
インドのeビザ(電子ビザ)は、オンラインで申請できるビザです。
申請が承認されるとETA(電子旅行許可書)という書類を得られるので、それを印刷してインドへ持参します。
インドeビザ(電子ビザ)に必要なもの
・パスポート
6ヶ月以上の有効期間が残っている必要があります。
・クレジットカード
申請料の決済にはVISAかマスターのクレジットカードを利用します。
申請料金25米国ドル
カードの処理手数料2.5%もかかります。
・顔写真のデータ
・パスポートの指定されたページのPDFデータ
・カテゴリーによって追加資料
主催機関からのレター、会議の招待状、病院からの手紙などです。
インドのeビザ(電子ビザ)の申請手順
インドのアライバルビザを申請する手順について解説します。
必要なものを準備する
上記で説明したパスポートなどの必要なものを手元に準備します。
オンラインでフォームに入力する
インドのeビザの公式ページを以下のURLから表示します。
「eビザ申請を開始する」ちょいうところから入力を始めましょう。
写真と必要書類をアップロードする
フォームへの入力を終えたら、写真のアップロードをして、次に書類のアップロードをします。
申請一時IDがあると、一旦終了して後からアップロードすることも可能です。
支払い
入力内容の確認画面で申請内容を確認してから次の画面に進んで支払いをします。
「今すぐ支払う」を選ぶとそのまま銀行の画面になります。
「後で支払う」を選ぶと「申請ID」を使って後で支払いができます。
3回以上支払いに失敗すると申請IDがブロックされて、新しい申請IDでフォームに入力し直さなければなりません。
またインドへ行く日の4日前までに支払いまで終えておく必要があります。
ETA(電子旅行許可書)を印刷してインドへ持参する
支払いをすると「Status regarding e-Visa application id :(申請ID)」というメールが来ます。
その後ビザの取得が承認されたかどうかを知らせるメールが来ます。
ビザが承認された場合には、メールにETA(電子旅行許可書)の内容が記載されているので、印刷してインドへ持参しましょう。
インドへ入国する時にETAを表示すると、パスポートにスタンプを押されます。
インドに滞在している間は、印刷したETAをパスポートと一緒に持ち歩くようにしましょう。
インドの観光ビザ
インドの観光ビザは、オンラインで申請してから、インド大使館か領事館に必要書類を提出して申請します。
必要書類の提出は郵送で行うことも可能です。
インド観光ビザに必要なもの
・パスポート
6ヶ月以上の有効期間が残っている必要があります。
・オンラインで作成した申請書を印刷したもの
・申請料金 1,550円
ビザの申請料金1200円と大使館か領事館での手数料350円です。
・以前のインドビザのページのコピー
・インドへの入国日を確認できるEチケット
・顔写真
・インドへ到着した際に滞在するホテルの予約を確認できるもの
友人などの家に滞在する場合は、招待状や招待者のパスポートのコピーが必要になります。
・免許証、保険証など住所が確認できる身分証のコピー
・日本人以外の人は外国人登録証明書か在留カードとそのコピー
インドの観光ビザの申請手順
インドのアライバルビザを申請する手順については、申請書類を提出してビザを受け取るのみになります。
4つの方法どれかで書類を提出してビザを受け取る
インドの観光ビザの申請書類を提出する場所は、申請する人の住所によって異なり、東京のインド大使館か大阪のインド領事館のどちらに申請するか決められています。
インドの観光ビザ申請書の提出とビザの受け取り方には以下の4つの方法があります。
・インド大使館かインド領事館へ書類を郵送して、ビザを郵送で受け取る
・ビザの取得代行業者に依頼する
・インド大使館か領事館に出向いて、書類の提出とビザの受け取りを自分で行う
・インド大使館か領事館に出向いて書類の提出をして、郵送で受け取る
インド大使館とインド領事館の受付時間や条件は急に変更されることがあるので、事前に電話で確認することをおすすめします。
まとめ
ここではそれぞれのビザの申請方法について解説しました。
インドへ行くにはどんな場合にもビザが必要です。
ビザの種類には「ビザオンアライバル」「eビザ(電子ビザ)」「観光ビザ」の3つがあるので、自分の都合に合ったビザを取得してください。