ベトナムの世界遺産「ミーソン遺跡」特徴や見どころ、アクセスなどを紹介

目次

ベトナム

ミーソン遺跡はジャングルの中にある遺跡群です。

このページでは、ミーソン遺跡についてご紹介します。

特徴や見どころ、アクセスなどについてご紹介していくのでぜひご覧ください。

ミーソン遺跡はこんなところ

ミーソン遺跡はジャングルの中にある神秘的なレンガ作りの遺跡群です。

ベトナム国内に8つある世界遺産のうちの一つで、1999年に世界遺産に登録されました。

6世紀から13世紀頃まで栄えたチャンパ王国の遺産を見ることができます。

セメントなどの接着剤を使用せずに作られている

ミーソン遺跡の祠堂は、セメントなどの接着剤を使用せずに作られているのです。

レンガのみを積み上げて建てられた建物で、レンガをずらして内部に空間を作りながら行う建築技法で建てられています。

当時の建築技術の高さがわかります。

所々白くなっている場所がありますが、これは現代になって後からセメントで修復された場所です。

遺跡はA~Lのグループに区分けされている

遺跡はA~Lのグループに区分けされています。

チケットの裏面にミーソン遺跡の全体マップが記載されています。

最初に電動カートに乗って移動しますが、Hはカートを降りてすぐに右手の丘に見えてきます。

最も保存・復元状態の良い、B・C・D遺跡群がツアーで主に観光するエリアになります。

その後、A、G、E、Fと道に沿って回りましょう。

LとMへ行ける道はないので、観光することはできません。

B・C・D遺跡群には、ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る祠堂が並びます。

チャンパ王国には、交易のあったインドからヒンドゥー教が伝わり、4世紀頃から祠堂を建設しました。

その後、6世紀の終わりに火災により焼失してしまったので、7世紀からはレンガ造りの祠堂を再び建てました。

このグループB・C・Dにある主祠堂は、最初に再築されたもので、今から約1300年前に建てられた建造物になります。

謎の多い遺跡

外観をはじめ、たくさんの美しい彫刻物があります。

歴史研究が進んだ今でも、彫刻物がどのようにして彫られたのかは謎のままだそうです。

今だに解読されていない碑文もいくつかあり、ミステリアスな雰囲気を感じることができます。

周りは森林に囲まれているので、これからたくさんのものが新たに発掘されることが期待され、ワクワクがあります。

ベトナム戦争の爪痕が残る

ミーソン遺跡の中を歩いていると、あちこちにベトナム戦争の爪痕が残っていて、今も修復が続けられています。

傷を負った展示物や建築物を見ることで、二度と繰り返してはいけない戦争の悲惨さを知ることができます。

チャム族伝統舞踊ショーが鑑賞できる

遺跡の手前には、チャンパ王国を支えた少数民族のチャム族(古チャム人)の伝統舞踊が鑑賞できるステージがあります。

この伝統舞踊は無料で鑑賞できます。

ミーソン遺跡へのアクセス

ミーソン遺跡への行き方をご紹介します。

ツアーに参加して行くか、自分でタクシーをチャーターして行くか選ぶことになります。

ダナン市街中心からミーソン遺跡へは車で45kmで、だいたい片道1時間と少しかかります。

ツアーで行く

ミーソン遺跡をめぐるツアーに参加して行く方法です。

ミーソン遺跡のツアーには、ミーソン遺跡だけの半日ツアーや、ホイアンとセットの1日ツアーがあります。

1日ツアーの場合は、午前中にチャム博物館の見学があるので、事前にミーソン遺跡の歴史についてたっぷり学んでから、ミーソン遺跡めぐりへ出発することができます。

一人で行く場合は、タクシーをチャーターするよりも、ツアーに参加した方が割安です。

タクシーチャーターで行く

自分でタクシーをチャーターして行く方法です。

遺跡にあまり興味がないけれど少し見ておきたいという場合や、ツアーの時間が合わないという場合はタクシーを利用しましょう。

タクシーをチャーターして往復して1、2時間待ってもらった場合の料金の目安は、100,000ドン(5000円)くらいです。

複数人で行く場合は、ツアーに参加するよりも、タクシーをチャーターして割り勘した方が割安です。

ミーソン遺跡のチケット料金・営業時間・

ミーソン遺跡のチケット料金・営業時間をそれぞれご紹介します。

チケット料金

大人:15万ドン(720円)

15歳未満:3万ドン(145円)

切符売り場で購入できます。

営業時間

営業時間:6時~17時

ミーソン遺跡の見学にかかる所要時間

所要時間は最低でも1時間以上かかります。

ツアーの場合、入口に到着してから出発するまでにかかる時間は2時間弱といったところです。

カートでの移動、や徒歩での移動にかかる時間があるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

くまなくじっくり見て回りたいという場合は4~5時間はかかりそうです。

ミーソン遺跡の歴史

ミーソン遺跡はチャンパ王国の遺産です。

チャンパ王国は長い間、海洋国家として、アジア海域全体で繁栄していました。

チャンパ王国は、ベトナムの中部から南部に存在していて、当時から海を挟んだフィリピンやマレーとの交流もあったようです。

しかし16世紀にキン族という現在のベトナムを作った民族により滅ぼされてしまい、一度歴史からも姿を消してしまいます。

その後世界的に歴史の研究が進む中で、アジア海域全体を舞台にしていたチャンパ王国は「海のシルクロード」として歴史ある王国だったということで、一気に注目を浴びるようになりました。

ミーソン遺跡の見どころ

ミーソン遺跡の見どころをご紹介します。

芸術的な壁面の彫刻

ミーソン遺跡の壁面には、芸術的な彫刻がたくさん施されています。

女神像の他、象や装飾模様のレリーフを見ることができます。

一番保存状態の良いB5塔の宝物庫

一番保存状態の良いB5塔の宝物庫の屋根は、チャンパ王国が交易で栄えたことから、船をイメージして造られています。

限られた人だけがシヴァ神の祀る主祠堂に入ることが許されていて、祭壇にお供え物をささげて、聖なる水で体を清めてから主祠堂に入っていました。

シヴァ神

グループB・Cの東側にあるグループDエリアでは、ヨニという女性のシンボルの上に乗ったシヴァ神の像があります。

シヴァ神をはじめミーソン遺跡には頭がない彫刻が多いですが、これはかつて宗教紛争により首を切られて盗難にあってしまったからです。

シヴァ神は、ヒンドゥー教で最も影響力の強い3人の主神の中の1人で、シヴァ派では最高神とされています。

まとめ

ここまでミーソン遺跡についてご紹介しました。

ミーソン遺跡はジャングルの中にある遺跡群で、ベトナムの世界遺産です。

6世紀から13世紀頃まで栄えたチャンパ王国の遺産を見ることができます。

ミーソン遺跡を訪れる際には、ぜひこのページでご紹介した内容を参考にしてみてください。

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